作品銘:信楽 扁壷
作陶者: 神田稲次
記 事:
私は現役時代には趣味らしきものは何一つなく
今から数年前に家内から何か趣味らしいものを
見つけて余生を楽しんだらとけしかけられ、
重い腰をあげたのが[やきもの]作りでした。
先輩から、奈良の泉窯やきもの教室を教えて頂
き早速に入門しました。また、松愛会陶芸部に
も入会させて頂きました。勉強会の折に有志の
者で信楽の穴窯を借りて窯焼きの体験をしよう
との提案がありました。
信楽焼は備前・常滑・丹波・越前・瀬戸焼とと
もに日本を代表する中世六古窯の一つにも数え
られております。
火入れ儀式にのっとって御神酒を窯に捧げ全員
にて期間中の安全を祈り合掌後、焚口に点火、
思わず拍手。これから四日間約百時間連続して
松割木約200束の窯焚きである。
窯焚きは当番制で前任者から引継ぎを受けいよ
いよ本番の窯焚き、煙突からは真っ赤な炎が勢
い良く天に向かって吹き上げる。
ひとしおの感激と貴重な体験をさせていただい
たと思う。
神田 稲次
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