作品銘:壷
作陶者: 北川 弘
記 事
陶芸を始めて丸7年、一度は自分で薪を燃やし
て作品を焼いてみたいと思っていました。
その機会が意外に早く来て、今年の春で6回目の
窯だしをしました。
焼き物は一土、二焼き、三細工と言いますが自分
で薪をいれ焼いてみて、土だ、炎だということを
実感できました。
この作品は昨年春4回目の窯で取れた作品ですが、
最初はあまりに平凡な型なので窯に入れるかどうか
大変迷いました。 焼きあがって窯から出てきた時
もそれほど良いとは思いませんでした。
しかし一年間手元に置いてみて、静かな内に存在
感が有るのに気付きました。 これも信楽の土と風
土と炎の賜物と感謝しています。
炎の中から作品が生まれてくる、窯だしの時の期待
感、どうも穴窯に嵌まり込んだようです。
因みに、土は信楽の古陶に黄の瀬と長石を少々加え
作陶しています。
北川 弘
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